一、機能紹介
条件付きブランチは、承認プロセスのデザインにおいて重大な役割を持っています。条件付きブランチを通じて、異なる状況に応じて異なる承認プロセスを行うことができます。例えば、2 日未満の休暇申請は直属マネージャーが承認を行い、2 日以上の休暇申請は直属マネージャーと部門 HR が共同承認するようにできます。
二、操作の流れ
- 1.ブランチの設定
ノード間の + をクリックして、ブランチを選択すると、二つのブランチが表示されます。条件を追加をクリックすると、さらに多くのブランチを作成できます。
- 2.条件の設定
条件を設定してくださいをクリックしてから、設定欄にて:
- •条件グループを追加または条件を追加をクリックして、プロセスに必要な条件を設定します。例:申請者が特定の人物だった際は左のプロセス、その他の申請者であれば右のプロセスなど。
- •右上から優先順位を切り替えられます。同時に複数の条件を満たしている時、優先順位に沿ってプロセスを実行します(デフォルトブランチの優先順位は最も低くなります)。
三、よくあるご質問
Q:デフォルト(その他)条件付きブランチとは?
あなたが設定したすべての条件を満たさない時に、このブランチプロセスを実行します。条件設定の不備による承認プロセスの停止を防ぎます。このブランチはシステムによって自動作成されたものであるため、手動での設定や編集は必要ありません。
Q:条件と条件グループの違いとは?
- •ノードには複数の条件グループを追加でき、「論理和(Or)」の関係になります。いずれかの条件を一つ満たした時、このブランチに進むことになります。
- •条件グループには複数の条件を追加でき、「論理積(And)」の関係になります。同時にすべての条件を満たした時、このブランチに進むことになります。
Q:ブランチの条件として設定できる内容とは?
すべての内容を条件として設定できるわけではありません。現在、条件として設定可能な内容は:
- •申請者
- •一部のウィジェット:単一選択、複数選択、数字、金額、計算式、日付、明細
- •休暇申請ウィジェット内の休暇タイプ、休暇時間
- •残業ウィジェット内の残業タイプ、残業時間
- •外出ウィジェット内の外出タイプ、外出時間
- •出張ウィジェット内の出発地、目的地、交通手段、出張期間
注意:内容は入力必須事項となります。入力必須でない場合は、条件として設定できません。