本文では、管理コンソールにてメンバーのリソース譲渡と退職に設定する方法についてご説明します。メンバーの退職による内部データリソースの損失を防ぐために、スーパー管理者は、メンバーが退職する前に、本人が所有するリソースを他の人に譲渡することができます。
機能紹介
スーパー管理者は、メンバーを退職に設定するとき、退職するメンバーが所有するリソース(ドキュメント、イベントなど)を法人アカウント内の他のメンバーに譲渡できます。
操作方法
一、退職の個別設定
1. 操作画面を開く
Lark 管理コンソールを開き、組織構造 - メンバーと部門管理 をクリックします。退職するメンバーを選択して、右側にある 詳細 - 退職に設定 を選択して、退職の設定画面を開きます。
注意:退職の操作は復元することができないため、慎重に操作してください。
2. リソースを譲渡する
退職の設定画面にて、メンバーが所有するリソースを処理する方法を選択します。
- •他のユーザーに譲渡
他のユーザーに譲渡 をクリックして、譲渡したいリソースと譲渡先を選択します。
注意:メンバーが所有する「アプリ」は、譲渡する必要があります。譲渡しない場合、アプリは使用不可となります。
- •削除
削除 をクリックすると、該当メンバーが所有するすべてのリソースは削除されます。法人の情報を保護するため、ドキュメントはデフォルトで残されますが、他のリソースは削除された後、復元することはできません。注意して操作してください。
ドキュメントを残すデフォルト設定を変更したい場合は、設定を変更 をクリックします。ドキュメントは削除後、90 日以内に復元できます。
3. 退職を完了する
リソースを処理する方法を選択後、OK をクリックして退職操作を完了します。すると、メンバーは法人アカウントから削除されます。退職されたメンバーの履歴は、組織構造 - メンバーと部門管理 の右上の すでに退職したメンバー から確認できます。
- •退職履歴には、退職日、退職前の所属部門、およびリソース譲渡の履歴が含まれます。
- •退職時に削除と設定されたドキュメントは、90 日以内に退職履歴の画面から復元できます。復元する場合、法人アカウント内のメンバーを受け入れ先として指定することが必要です。
二、退職の一括設定
一度に複数のメンバーを退職に設定したい場合、組織構造 - メンバーと部門管理 をクリックし、退職するメンバーをすべてチェックしてから、右上にある 退職に設定 を選択します。この場合、メンバーが所有するリソースを譲渡することが必要です。
三、退職に設定せず、リソースの譲渡のみ行う場合
1. リソース譲渡画面を開く
Lark 管理コンソールを開き、組織構造 - メンバーと部門管理 をクリックします。リソースを譲渡するメンバーを選択して、右側にある 詳細 - リソースを譲渡 を選択して、リソース譲渡の設定画面を開きます。
2. リソースを譲渡する
リソース譲渡の設定画面にて、譲渡したいリソースと譲渡先を選択して、OK をクリックします。