一、機能紹介
条件付き書式とは、指定した条件を満たすセルまたはセル範囲が特定の書式とスタイルに自動的に設定する機能です。シートで条件付き書式の機能を利用することで、より直観的にデータを表示および分析することができます。
条件付き書式は、次のようなさまざまな場面に適用できます:
- •チーム情報を統計する時、xx 歳未満のすべてのメンバーをマークする
- •プロジェクトの進捗状況を管理する時、進捗が xx % 未満のタスクをすばやく確認し、完成度に応じてセルを異なる色に設定する
- •売上を統計する時、売上高が目標に達していないアイテムを自動的に強調表示させる
このほかにも、ニーズに応じて条件付き書式を活用して、データの分析と管理をより明確かつ効率的にすることができます。
二、操作方法
- 1.条件付き書式の作成
操作手順:
- 1.条件付き書式の範囲を指定するには、2 つの方法があります:
- a.方法一:ツールバーから 条件付き書式 をクリックし、入力欄右側の 田 ボタンをクリックして、シート内でデータ範囲を選択します。また、データ範囲を直接入力することもできます。(例:E2:E7)
- b.方法二:シート内で指定したいデータの範囲を選択してから、ツールバーから 条件付き書式 をクリックすると、選択した範囲は自動的に入力欄に入力されます。
- 2.以下の条件を満たす時 の欄で、設定したい条件を選択します。例えば、進捗が 50 % 未満のタスクを表示したい場合は、セルの値、<(小なり)を選択してから、入力欄に 50 % を入力します。
- 3.書式スタイル にて、条件に満たすセルの書式を設定します。太字、斜体、下線、取り消し線、フォントの色、セルの背景色を設定することができます。書式ビュー で、プレビューすることができます。
- 4.設定が完了しましたら、右下の 完了 ボタンをクリックして設定を保存します。
2.条件付き書式の表示・編集
適用された条件付き書式を表示する
条件付き書式の適用範囲内のセルをクリックし、ツールバーの 条件付き書式 ボタンをクリックすると、該当セル範囲の条件付き書式が画面の右側に表示されます。条件付き書式の上にマウスを置くと、該当条件付き書式の適用範囲がシートに表示されます。
条件付き書式を変更する
特定の条件付き書式の設定を変更するには、該当するオプションを選択することで、条件付き書式のルールを変更できます。
適用範囲を変更する:
- 1.ツールバーから 条件付き書式 をクリックして、入力欄右側の 田 ボタンをクリックして、データ範囲を選択 の画面を開きます。
- 2.新しいデータ範囲を直接入力するか、シート内でデータ範囲を選択します。
条件または書式スタイルを変更する:
- 1.ツールバーから 条件付き書式 をクリックして、以下の条件を満たす時 の欄で、設定された条件を変更します。
- 2.ツールバーから 条件付き書式 をクリックして、書式スタイル の欄で、設定された書式を変更します。
- 3.条件付き書式の削除
不要になった条件付き書式を削除するには、条件付き書式のリストを開き、削除したい条件付き書式の上にマウスを置いて、右側の 削除 ボタンをクリックします。
三、よくある質問
Q:同じ範囲に複数の条件付き書式を適用できますか?
A:はい。同じ範囲に複数の条件付き書式が存在する場合、条件が追加された順に、一番最近に追加した条件から順番に適用されます。
Q:同じ範囲に適用できる条件付き書式の上限は?
A:各シートに最大 20 の条件付き書式を適用できます。