一、機能紹介
1.1 フィルタビューとは?
フィルタビューを使用して、データを特定の条件に従ってフィルタリングし、結果を独立したウィンドウに表示できます。結果はあなた自身の閲覧のみを目的としており、他の共同編集者には影響しません。シートの閲覧権限しかない場合は、フィルタリング用の一時的なフィルタビューを作成できます。
1.2 フィルタビューとフィルターの違いは?
- •フィルター:現在のワークシートでフィルタリングでき、結果はすべての共同編集者に表示され、テーブルをもう一度開くと、フィルタリングされたデータが表示されます。
- •フィルタビュー:独立したウィンドウにてデータをフィルタリングおよび表示でき、他の共同編集者にはフィルタリング結果が表示されません。フィルタビューを保存し、必要に応じて再度開いて、データのフィルタリングを続行できます。
1.3 フィルタビューの適用シナリオ
- •営業部とマーケティング部が同時にレポートを閲覧する時、全員がそれぞれのフィルタビューを使用して、必要に応じてデータをフィルタリングでき、操作が相互に影響を与えることはありません。
- •HR は募集要項により、同じシートのデータを複数のフィルタビューとして保存でき、必要に応じて面接官に個別に共有できます。
二、操作方法
2.1 フィルタビューの作成
- •直接にフィルタビューを新規作成:ツールバーのフィルタリングボタンの右側にある小さな三角形をクリックし、フィルタビューを新規作成 をクリックして、フィルタビューウィンドウを開きます。
- ◦方法一:セル内のフィルター三角形をクリックして、フィルタビューに保存 をオンにし、確認 をクリックするとフィルタビューを作成でき、フィルタビューウィンドウを開きます。
- ◦方法二:ツールバーのフィルタリングボタンの右側にある小さな三角形をクリックし、フィルタビューに保存 をクリックすると、現在のワークシートのフィルタリングに基づきフィルタビューを作成できます。
2.2 フィルタビューの保存、削除、表示・非表示
- •フィルタビューの保存:フィルタビューでデータをフィルタリング、表示、分析すると、すべての結果がフィルタビューとして自動的に保存されます。
- •フィルタビューの非表示:フィルタビューウィンドウの右上にある X ボタンをクリックして、フィルタビューを閉じてシートに戻ります。
- •フィルタビューの削除:フィルタビューウィンドウで、右上にある設定ボタンをクリックして、削除 を選択します。
- •フィルタビューの表示:ツールバーのフィルタリングボタンの右側にある小さな三角形をクリックし、表示したいフィルタビューを選択します。
2.3 フィルタビューの名称を変更
名称 は、フィルタビューの名前を表します。各フィルタビューのデフォルトの名称は、フィルタビュー 1 など、「フィルタビュー」に番号を加えたものです。名称は、次の 2 つの方法で変更できます。
- •方法一:フィルタビューウィンドウの左上にある名称の編集ボックスをクリックして変更します。編集を終了すると、新しい名前が自動的に保存されます。
- •方法二:フィルタビューウィンドウで、右上にある設定ボタンをクリックして、名前を変更 を選択してから、左上にある名称の編集ボックスにて変更します。
注意:シートの閲覧権限のみ持つユーザーが作成した一時的なフィルタビューは、名称を変更できません。
2.4 フィルター範囲の変更
フィルター範囲は、ワークシートに適用されているフィルタの範囲を示します。たとえば、列 A の1 つ目のセルから列 H の 9 番目のセルまでのデータをフィルタリングする場合は、フィルター範囲の編集ボックスに A1:H9 と入力できます。フィルター範囲は、次の 2 つの方法で変更できます。
- •方法一:フィルタビューウィンドウの左上にあるフィルター範囲の編集ボックスをクリックして変更します。
- •方法二:フィルタビューウィンドウで、右上にある設定ボタンをクリックして、範囲を更新 を選択してから、左上にあるフィルター範囲の編集ボックスにて変更します。
2.5 フィルタビューの共有
ツールバーのフィルタリングボタンの右側にある小さな三角形をクリックし、共有したいフィルタビューの名称をクリックしてフィルタビューウィンドウを開き、該当ウィンドウのリンクをコピーして、ユーザーに送信することでフィルタビューを共有できます。
注意:シートの閲覧権限のみ持つユーザーが作成した一時的なフィルタビューは、共有できません。