本文では、法人の IT スタッフが管理コンソールを利用する方法をご紹介します。法人の IT 担当者は、Lark の強力かつオープンな機能を活用して、カスタムアプリを構築し、Lark メールとヘルプデスクを開設して、セキュリティポリシーを設定するなどを通じて、スマートな法人管理を実現でき、効率的で快適な Lark 利用体験を構築できます。
📖 IT 担当者がよく利用する管理コンソールの機能は?
- •基本機能の構成:API を利用したメンバー情報のインポート、Lark メールの有効化、ヘルプデスクの管理
- •ワークプレイスの設定:アプリの承認、アプリの配置、カスタムアプリの構築
- •ナビゲーションバーの設定:Lark のナビゲーションバーのカスタマイズ、カスタムアプリの追加
- •セキュリティ設定:ファイルの権限設定、透かしマークの設定、管理者ログの管理
💻 IT 担当者として管理コンソールを運用する方法は?
まず、IT 担当者は法人のニーズに応じて SSO ログインを設定し、様々な機能を有効にすることで、豊富なアプリを導入できます。さらに、Lark オープンプラットフォーム機能を活用した自作アプリケーションを追加し、会社のセキュリティポリシーを設定することもできます。具体的な手順は以下を参照してください。
- •管理コンソールにアクセスする
最初に、Lark デスクトップ版の左上にあるプロフィール写真をクリックして、管理コンソールを選択し、管理コンソールにアクセスします。また、モバイル版には「法人管理」のミニアプリを用意しています。その他のアクセス方法については、ここをクリックしてください。
- •各種機能を設定する
管理コンソールには、それぞれの機能を設定するページがあります。ここで、Lark メールサービスを構成したり、ヘルプデスクを管理したり、ビデオ会議関連の機能を設定したり、全員カレンダーを作成したりできます。
- •API を利用してメンバー情報のインポートする
管理者は、カスタムフィールドを追加してメンバー情報を充実できるほか、オープンプラットフォームの連絡先 API を使用してメンバー情報を一括呼び出しできます。この機能を有効にすると、開発者は Lark オープンプラットフォームが提供する連絡先情報インターフェイスを呼び出して、メンバーの情報を照会、追加、および編集できます。
🔎詳細ガイド:API を利用して連絡先情報を呼び出す(英語)
- •ワークプレイスを設定する
管理者は 管理コンソール - ワークプレイス にて、法人向けのさまざまな公式アプリおよびサードパーティアプリを取得し、アプリを使用できるメンバーの範囲を設定し、Lark ワークプレイス画面でのアプリの並び替えを設定できます。アプリの開発能力を持つ法人は、オープンプラットフォームを介して独自のアプリを構築することもできます。アプリが管理コンソールで承認された後、使用できるようになります。
- •ナビゲーションバーを設定する
管理者は、管理コンソール - 法人設定 - ナビゲーションバー にて、メンバーの使用状況に応じてナビゲーションバーの並べ替えを調整できます。また、法人のカスタムアプリを追加して、パーソナライズされた Lark 体験を構築できます。
- •セキュリティ設定を行う
情報セキュリティは、法人を運営するうえでの最優先事項です。Lark では、機密情報の漏洩を防ぐための多くのセキュリティ設定を提供しています。Lark の各機能画面に透かしマークを設定すると、すべての操作を追跡可能にすることができます。また、法人のニーズに応じて、ファイルの外部との共有権限を設定できます。
- •管理者ログを表示する
すべての管理者による管理コンソールでの操作は、管理コンソール - セキュリティー - 管理者ログ に記録されます。ログは、エクスポートしてアーカイブすることができ、管理コンソールのセキュリティを確保できます。
- •SSO ログインを構成する
Lark では、法人の既存のアカウントシステムを使用して Lark にログインすることをサポートしています。なお、この機能は一部の法人アカウント向けに順次公開しています。使用する必要がある場合は、ページの下部にある カスタマーサービスに連絡 をクリックして、機能の有効化をリクエストできます。有効化された後、メンバーが機能を使用するには、スーパー管理者は管理コンソールにて SSO ログインの構成を完了する必要があります。
🔎詳細ガイド:SSO ログインを構成する(英語)