Lark CLI : AIエージェントに、Larkを操作する「手」を渡す

Lark CLI : AIエージェントに、Larkを操作する「手」を渡す

Portrait of Yasuko Tanaka Lark's Author

田中 靖子

6 min read

会議のフォローアップ、日程調整、メールの仕分け、資料の下書き——毎日の仕事を、AIがあなたの代わりに進める。Lark CLIは、それを現実にするLark公式のオープンソースツールです。

GitHub掲載サイト

Chat AI vs Agent

Chat AI vs Agent

AIに対する多くの人のイメージは、まだ「賢い相談相手」で止まっています。本当の分かれ目は、その先にあります。

💬 これまでのAI:Chat AI

アドバイスをもらう相手。答えは返ってくるが、そこから先——ドキュメントを作る、日程を押さえる、メンバーに知らせる——は、結局あなたの手作業になる。

🤖 Lark CLIが可能にするAI:Agent

タスクを任せられる相手。「これをやって」と言えば、実際にLark上のドキュメントを作り、日程を押さえ、メンバーに知らせるところまで、AI自身が完了させる。

Lark CLIとは

Lark CLIは、Claude Code・Codex・CursorなどのAIエージェントが、Larkを直接操作できるようにする公式ツールです。インストールすると、AIがカレンダー・メッセージ・ドキュメント・メールを直接読み書きできるようになります。

チャット・ドキュメント・表計算が別々のツールに分かれていると、AIに任せられる仕事も細切れになります。Larkはこれらが1つに揃っているので、AIに業務をまとめて任せられます。あなたは普段どおり話しかけるだけ——コマンドを覚えるのはAIの役目です。

こんな方におすすめ

  • AIエージェントを、一度仕事で体験してみたい

  • 会議のフォローアップ・日程調整・メール仕分けなどの定型作業を減らしたい

  • データ集計やレポート・資料づくりの質とスピードを上げたい

エンジニアである必要はありません。覚えるのはAI側です。具体的にどう変わるか、次の4つの場面で見てください。

仕事は、こう変わる

「AIへの一言」は、そのまま話しかけるだけで動きます。

5人の日程調整が、一言で終わる

🕐 Before ・ 今

全員のカレンダーを見比べ、候補を出し、返事を待つ——たった1件の会議のために20分の往復連絡。

After ・ AIに任せると

AIが全員の空き状況を確認して候補を提示。選ぶだけで会議が作成され、招待も届く。海外メンバーがいれば時差も考慮してくれる。

💬 AIへの一言:このグループの全員が来週1時間集まれる時間を探して、会議を入れてください。

朝の受信箱が、仕分け済みになっている

🕐 Before ・ 今

通知、承認依頼、お客様からの連絡——何十通ものメールが混ざって届き、仕分けるだけで朝の貴重な時間が消えていく。

After ・ AIに任せると

AIが未読メールを分類し、重要なものの要約をチームのチャットに共有。返信の下書きまで用意されているので、あなたは確認して送るだけ。

💬 AIへの一言:未読メールを確認して優先度順に分類し、重要なものは要約をチームのグループに送って、返信案も作ってください。

資料の下書きが、Larkの中で仕上がる

🕐 Before ・ 今

AIチャットで文章を作り、コピーして、貼り付けて、体裁を整え直す——この往復が地味に時間を食っている。

After ・ AIに任せると

AIがLark上に直接ドキュメントを作成。逆に、できあがった文書をAIに読ませて「分かりにくい箇所にコメントだけ残して」と頼むこともでき、人とAIが同じ文書の上で仕上げていける。

💬 AIへの一言:この内容で提案書の下書きを、Larkのドキュメントに作ってください。

Baseのデータが、次の打ち手に変わる

🕐 Before ・ 今

案件はBaseに溜まっている。でも「どれが危なくて、どこから手をつけるべきか」は、結局リストを上から眺めて勘で決めている。

After ・ AIに任せると

AIが全案件を読み、失注しそうな案件・今週フォローすべき相手・止まっている理由まで指摘する。優先順位と次の一手をBaseに書き戻すので、チーム全員が同じ判断で動ける。

💬 AIへの一言:営業案件のBaseを見て、今週いちばん優先すべき案件と、それぞれの次の一手を教えてください。

安心して任せられる設計

——導入を判断する方へ

AIに仕事を任せるうえで大切なのは、「勝手に進まない」「守られている」という安心感です。Lark CLIは、公式がセキュリティ保護を複数層、はじめから有効にしています。

  • 実行前に、内容を確認できる(--dry-run)

  • 認証情報は端末の安全領域に保管

  • 不正な指示・不要な出力を自動で遮断

作成・送信など影響のある操作は、実行せず内容だけを先に見る--dry-run(リハーサル実行)が使えます。より詳しい安全設計とおすすめの使い方(1対1のアシスタントとして使う 等)は、公式のセキュリティガイドにまとまっています。

はじめかた(AIエージェントツールをお使いの方向け)

Claude Code・Cursor・CodexなどのAIエージェントツールがあれば、ここから数分です。まだお持ちでない方は、この手順は読み飛ばして、文末のご案内へどうぞ。

Step 1 — インストール(AIツールに送る、またはターミナルで実行)

npx @larksuite/cli@latest install

Step 2 — アプリ情報を設定する(初回のみ。対話形式のガイドに沿って進めるだけ)

lark-cli config init

Step 3 — 認証する(表示されたリンクをブラウザで開き、Lark側で確認すれば完了。省略しても、必要になったタイミングでAIが改めて案内します)

lark-cli auth login --recommend

Step 4 — 最初の一言を話しかける

💬 今日の予定を教えてください。

AIが裏側でLark CLIを使い、あなたのカレンダーを読んで答えます。ここから先は、頼みごとを増やしていくだけです。

もう一つの入り口 — Larkのチャットから使う(Lark Channel Bridge)

Lark Channel Bridge を使うと、ターミナルを開かなくても、Larkのチャットやドキュメントのコメントから、PC上のClaude Code / Codexをそのまま呼び出せます。外出先でも、スマホのLarkからAIに指示を出せます。

事前準備

  • ターミナル版の Claude Code / Codex がインストール・ログイン済みであること

  • 上の Step 1〜3(Lark CLI のセットアップ)が完了していること

導入(ターミナルで実行)

npm i -g lark-channel-bridge
lark-channel-bridge start

初回起動時にターミナルへ QR コードが表示されます。Lark アプリでスキャンし、使う CLI アプリを選ぶと、Connected の表示で完了です。

コマンド一覧(/status/reconnect など)や、うまくいかないときの対処は、GitHub をご覧ください。


Lark CLIをインストールした瞬間から、AIはLarkの中で「提案する人」から「実行する人」に変わります。

🚀 すでにLarkをお使いの方

お使いのAIエージェント(Claude Code・Cursor・Codexなど)に次の1行を送るだけ。今日から試せます。

npx @larksuite/cli@latest install

💡 まだLarkをお使いでない方

この記事で紹介した働き方は、業務が1つのプラットフォームに揃っているLarkの上で実現します。Larkは無料プランからお使いいただけます。無料登録・導入のご相談は、本ページのお問い合わせからどうぞ。

Claude Code・Cursor・CodexなどのAIエージェントツールがあれば、ここから数分です。まだお持ちでない方は、この手順は読み飛ばして、文末のご案内へどうぞ。

Step 1 — インストール(AIツールに送る、またはターミナルで実行)

npx @larksuite/cli@latest install

Step 2 — アプリ情報を設定する(初回のみ。対話形式のガイドに沿って進めるだけ)

lark-cli config init

Step 3 — 認証する(表示されたリンクをブラウザで開き、Lark側で確認すれば完了。省略しても、必要になったタイミングでAIが改めて案内します)

lark-cli auth login --recommend

Step 4 — 最初の一言を話しかける

💬 今日の予定を教えてください。

AIが裏側でLark CLIを使い、あなたのカレンダーを読んで答えます。ここから先は、頼みごとを増やしていくだけです。

もう一つの入り口 — Larkのチャットから使う(Lark Channel Bridge)

Lark Channel Bridge を使うと、ターミナルを開かなくても、Larkのチャットやドキュメントのコメントから、PC上のClaude Code / Codexをそのまま呼び出せます。外出先でも、スマホのLarkからAIに指示を出せます。

事前準備

  • ターミナル版の Claude Code / Codex がインストール・ログイン済みであること

  • 上の Step 1〜3(Lark CLI のセットアップ)が完了していること

導入(ターミナルで実行)

npm i -g lark-channel-bridge
lark-channel-bridge start

初回起動時にターミナルへ QR コードが表示されます。Lark アプリでスキャンし、使う CLI アプリを選ぶと、Connected の表示で完了です。

コマンド一覧(/status/reconnect など)や、うまくいかないときの対処は、GitHub をご覧ください。


Lark CLIをインストールした瞬間から、AIはLarkの中で「提案する人」から「実行する人」に変わります。

🚀 すでにLarkをお使いの方

お使いのAIエージェント(Claude Code・Cursor・Codexなど)に次の1行を送るだけ。今日から試せます。

npx @larksuite/cli@latest install

💡 まだLarkをお使いでない方

この記事で紹介した働き方は、業務が1つのプラットフォームに揃っているLarkの上で実現します。Larkは無料プランからお使いいただけます。無料登録・導入のご相談は、本ページのお問い合わせからどうぞ。

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