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Larkで業務効率化を図りながら、英会話教室の品質向上。会議は30%の時間削減に成功
QQEnglishは、オンラインレッスンを通じて実践的な英語スキルを提供しています。従業員約1900名ほどの組織で、30の国と地域にサービスを展開し、全世界で60万人を超える生徒が利用しています。グローバルコミュニケーションツールとしてLarkを導入してから「ユーザー満足度向上」のプロジェクトをLarkで管理するなど、社内業務の効率化と洗練された組織作りにLarkを活かしています。
梶原純様
取締役COO
最初にLarkはグローバルコミュニケーションのだけのツールだと思っていましたが、今は社内業務の効率化と洗練された組織作りに強力な武器だと実感しています。
会社紹介
オンライン英会話、留学エイジェンシー 会社規模:従業員約1900名ほどの組織で、約30の国と地域にサービスを展開し、全世界で60万人を超える生徒が利用しています。
目的
業務の無駄を削減し、効率化を図ることで会社のコストを削減する
企業紹介・事業内容について
QQEnglishはオンライン英会話、セブ島留学の2つの事業を柱に英会話サービスを提供しています。フィリピンにある自社のキャンパスで教師を育成し、学生とプロフェッショナル社員教師によるオンラインレッスンを通じて実践的な英語スキルを提供しています。サービスNo.1のオンライン英会話教室とユーザーからは高い口コミと評価を頂いています。そのQQ Englishにおいて、教師の質の高さと生徒の高評価を、Larkが裏から支えています。
導入前の状況をお聞かせください
以前は様々なツールを利用していましたが、フィリピン、日本、中国、その他10カ国以上の国にスタッフがいるため、国境をまたぐグローバルなコミュニケーションにおいて、たくさんの壁にぶつかりました。例えば、ビデオ会議の安定性や、他言語の翻訳機能などに、より最適なソリューションが必要であると感じていました。
サービスの選定について重視されていた点をお聞かせください。 Lark導入の決め手は何だったのでしょうか?
サービスの選定で重要だったのは、グローバルな環境にきちんと対応きるかどうかという点です。国をまたがる会議が多いのですが、Larkのビデオ会議は相手が隣にいるかのように、非常に品質の高いパフォーマンスと安定性で感動しました。また、弊社社内では英語、日本語、中国語でやりとりしているので、チャットや、会議の字幕、資料など、全てリアルタイムで翻訳できている点も魅力的に感じました。フィリピンにいる英会話の教師、日本と中国にいるスタッフとの社内コミュニケーションをLarkでよりスムーズに行い、生徒さんとのレッスンに対してより多くの時間を割くことができるといいなと、Larkに期待しました。
御社ではLarkをどのように使っていますか?
「ユーザ満足度向上」プロジェクトをLarkで管理
今年の会社の戦略目標の一つ、「ユーザ満足度を全面的に向上させ、プロダクトを磨く」というプロジェクトをLark Baseで管理しています。技術開発部や教学研部、マーケティング部、オペレーション部など、複数の部門をを繋ぐ、関連人物が非常に多い全社プロジェクトです。
現場社員や各部門スタッフの意見や提案の収集から、優先付けやタスクの振り分け、進捗管理とトラッキングまで、全てがLarkのBaseで一元管理されています。Baseのおかげで、このように全社単位のプロジェクトをスムーズに進行できました。今までのやり方と比べ、Larkで1人当たり毎月1時間の仕事時間の短縮を実現しました。
あらゆる申請プロセスをLarkにシームレス化
現在、社内には60本以上の承認ワークフローがLark上で走っており、全ての社内プロセスがLark上でスムーズに遂行されています。
例えば、弊社は、メイン業務である英会話教室の品質管理に非常に力を入れており、全ての英会話利用者が担当の英会話教師にフィードバックすることができるようにしています。
利用者よりクレームが入った際に、担当スタッフが授業のビデオ動画を確認してから問題点(能力の問題か態度の問題か)を明確にし、Larkの承認アプリで品質管理部門へ申請をあげます。品質管理部門がクレームの最終判定と改善に向ける対応を実行します。
これで、クレーム事項の社内連携がスムーズにできるだけでなく、原因分析と処理結果がデータ化されます。そのため教師の人事評価がより客観的にでき、英会話教室の品質向上に直結します。
週次定例をDocs会議で30%時間削減
以前の定例会は報告形式でいつもだらだらと非効率でしたが、Lark社員さんからDocs時短会議術を伺いましてやってみたら30%以上会議の時間が削減され、毎月平均で1人あたり2時間短縮できました。Larkで会議を行うことによって、社員が自分の本業と向き合う時間がより多くなりました。現在、各部門のほとんどの会議は以下の通りに実行しています:
1)事前に用意したDocsをみんなで黙読し、質問のある箇所に適宜コメントを残す。
2)コメントのある部分だけ重点的にみんなでディスカッションする。
3)LarkのDocsでは、図表も、ビデオ、タスクなど、豊富なコンテンツを挿入できるので構造化された資料ができる。
4)会議はレコーディングし、いつでも振り返りが可能にする。
最後に御社の今後の展望をお聞かせください。
弊社は労働集約型の会社、つまり事業活動の主要な部分を人間の労働力に頼っています。ですから私たちにとって人材の管理が極めて大事な経営課題です。業務の無駄を削減し、効率化を図ることで会社のコストが大いに削減できます。
最初にLarkはグローバルコミュニケーションのだけのツールだと思っていましたが、今は社内業務の効率化と洗練された組織作りに強力な武器だと実感しています。効率性のある社内プロセスや社内コミュニケーションの構築することによって、品質の高い英語のレッスンと満足度の高い評価の担保に直結します。今後も、Larkのサポートとともに、サービス評価No.1の英会話教室を提供し続けるように頑張っていきます。